表層に発生した帯状のアオコは見た目も悪いばかりか、悪臭を発生します。散布直後に帯状アオコは消滅させ、特に不快な悪臭を抑制させる実証を行いました。

施工前

東京五輪開催期間中と同時期(平成32年7月下旬~9月上旬)のおけるアオコの大量発生の抑制等、水環境の保全を目標とし、目標を達成できているかどうかを把握するための指標として、同期間中「水面へのアオコの層状の集積が発生しない」か、また皇居外苑濠の状況を考慮し、”下流への汚濁物質の拡散防止”もしくは”表層の浮遊物などの除去・解消”に有効であるかの実証実験が行われました。

ルミライト 施工後

実証実験の結果、対象外エリアから流入してくる層状アオコは、散布直後に解消し、悪臭も抑制されました。
また、16回の散布により千鳥ヶ淵全体から発生する層状アオコも減少。
千鳥ヶ淵全体もアオコの主原因である藍藻類の減少のためか明るい緑色の水を維持されています。